未分類


日本の漫画はやっぱりドクトクのスタイルなのよ

昨日国際漫画賞のイベントにお呼ばれしたので行ってきました。
今年は10年目ということで明治大学でパネルディスカッション、表彰式、そして明治大学のレセプションホールに移ってレセプションでした。

パネルディスカッションは里中満智子先生がこの国際漫画賞発足から10年の歩みを、そのあと藤本由香里先生進行で倉田よしみ先生、翻訳家のフレデリック・L・ショットさん、KADOKAWA海外事業部の方を交えて、


「日本のMANGAの世界における立ち位置」

を主題に,日本のMANGAがアジア、アメリカ、ヨーロッパでどのように広がっているか、またその影響などが話し合われました。
興味深いお話をいろいろ聞けて、西山はまたまた「ほっほー」「へえーっ」の連発でした。
特に感じ入ったのは、里中先生のお話で、その昔70年代くらいに日本の漫画を欧米に紹介したところ、
「白黒で地味!」
「哲学的で子供に見せられない」
「主人公が正義じゃないなんてありえない!」
と、突っ返されたそうです。
そうそう、向こうの人にとってまんがとアニメは子供向け。おそらく今でもそう思っている人は多いんじゃないかな。
昔西山がアメリカに住んでいた時、英語版宇宙戦艦ヤマトがテレビでやっていたんですが(英題STAR BLAZZER)、

「古代、明日のために今日の屈辱に耐えるのだ。それが男だ」
「沖田さん、男なら戦って、戦って、戦い抜いて、1つでも多くの敵をやっつけて死ぬべき
じゃないんですか」

という名シーンが、

「帰るぞ」
「後から行きます」

で終りWW、

「俺たちがしなければいけなかったのは、愛し合うことだったんだ」

の名台詞も丸ごとカット、「帰ろう」で終了WWWW.。なんてことがありました。
子供に思想的なこと聞かせたくないということなんでしょうかね。

でもそれから数年経って、日本のそういう強いテーマだったり繊細な気持ちの伝え方だったり芸術性などが評価されるようになった。そしてそういう日本式漫画をMANGAとして受け入れ、MANGAを描きたいと思う人も世界的に増えてきたわけですね。
この国際漫画賞はそういう海外発のMANGAを応援してもっと世界に広めようということで、当時の麻生太郎外務大臣発案で始まったんだそうです。
今では日本のMANGAは広く周知されているけれど、欧米はやはりアニメやコスプレ人気が先行していて、MANGAを描こうという人は少ない。アジア、中国、台湾、タイなどでは描く人も増えている、けど日本ほど漫画を描きたいと思う国民が多い国は他にないんだそうです。それこそ小学生の時分から漫画を描いてますもんね。漫画の読み方もみんな知らないうちに身についてる。

そうなのね、そうかなあと思っていたけど、やっぱ日本が突出して物語作るの好きなのね~。
最近はまんがは描けないけどイラストを描くのがスキっていう人も多い気がするけど。先日行った講談社フェーマスズスクールのコミックイラストグランプリの表彰式でもその傾向は強かったです。こんなに上手いのに漫画は描けないのかあ、とびっくりしました。

その他、中国でスマホを介しての漫画の急速な普及とか漫画制作教育(!)とか、興味深いお話がたくさん聞けました。
西山も頑張んなきゃなあ。

そのあと表彰式がありました。
IMG_0596_convert_20170207140317.jpg

一番左のが今回の最優秀賞で、ベルギーで出版されているフランス人作家さんの作品です。
IMG_0599_convert_20170207140256.jpg

お国柄の出ている絵柄もあれば、日本の漫画風の作風もあります。
IMG_0598_convert_20170207140234.jpg

これらは日本では出版はまだされていないけれど、デジタルでいいから日本語に翻訳したものを読んでみたいですねー。
最後に、明治大学のレセプションホール、料理美味しかったです。ごちそうさまでした(^-^)♪

スポンサーサイト
*Edit TB(-) | CO(-) 

Back      Next


blogram投票ボタン