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オバマ大統領広島訪問で思う

西山は高校時代、アメリカの私立のカトリックの学校に通っていました。聖心女子学院のサンフランシスコブロードウェイ校です。

カトリックと言っても宗教的にはゆるかったと思います。
ボランティア活動が必須でしたが、週に一回のミサは無神論者でも異教徒でもウェルカムでした。西山もクリスチャンでも何でもないけど、ミサの敬虔な雰囲気が好きで毎回参加していました。

先生方はそういう服は着ていなかったけれど、ほぼほぼみなさん、シスターか神父さんでした。


生物の先生はシスターでした。
ある日何の話の弾みでか忘れましたが、原爆の話が授業でありました。その時シスター先生が私に向って、

「ユリコの国、日本の皆さんに、私たちの国は申し訳ないことをしました」

と言って頭を下げたのです。
それは西山からするとすごい唐突で、クラスに日本人は西山しかいなかったので全日本人の代表みたいになってしまって、でも
「あ…どうも…」
としか、言えませんでした。西山が被爆したわけじゃないから…。クラスのみんなもなんとなくうつむきがちでした。


アメリカ史の先生は神父さんでした。
第二次世界大戦の話の時に、その神父さん先生が

「日本人はいきなり真珠湾を襲った。卑怯だ、許さない」

と、私の方をにらみながら言いました。
いつも陽気な先生だったのでびっくりしてしまいました。そしてなんかむっとしました。西山が襲撃したわけじゃないのに…。
近くにいた友達が「気にしなくていいのよ」というように、手を握ってきてくれました。


今回のオバマ大統領の広島訪問に、真珠湾の生き残りの退役軍人さんが同行する、というニュースを聞いて思わず思い出してしまいました。
いろんな日本人がいるように、いろんなアメリカ人もいる。
直接当事者じゃなかった私たちが、国の名を背負ってるだけにぬぐえない、いろんなこと。
お互いを傷つけたことを忘れたいけど、忘れちゃいけない…、けど忘れられたらいいのに。
アメリカと日本だけじゃなくて、今のね、世界のあちこちで連鎖する傷つけあいもね、ニュースで毎日見ているとそう思う。


オバマ大統領は広島訪問をよく決断してくれたなあと、西山は思うのです。
西山はいつだってアマアマな理想と希望ばかり語っちまうのだけれど。
がんばれ、世界。


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