ジャポニカの歩き方


イブニング発売したんです。

火曜日にイブニング発売になりました。原稿の最中でブログを書く心の余裕がなくてご紹介が遅くなってしまいました。

今回は愛美ちゃんのお話3話目です。

西山も海外子女のころ迷子になったことがあります。
5つの幼稚園児の頃。アメリカボストンに移り住んでまだ間もないころ。
いつも迎えに来る母がいつまでたっても来ないので、一人で幼稚園を出て家に向かいました。
でも道順なんてわからない。そのうち全く見覚えのない道に出て、しかも幼稚園へ戻る道もわからなくなって、ついには泣き出してしまいました。

すると

「Hello,little girl」

見ると西山に並走するようにアメリカンパトカーが、すぐ横の道路をのろのろと走っているではありませんか。

車の窓から顔を出しているのはでっかい図体でひげのアメリカンお巡りさんです。

5歳児には恐ろしいでっかいひげです。5歳児西山はまだ英語もよくわかりません。
無視して歩き出すと、ずっとのろのろとついてきます。
ずっと。
ずっと。
そのうち5歳児西山はうずくまって泣いてしまいました。ついてこられるのが怖いのか、ずっと話しかけられるのが嬉しかったのかよくわかりません。とにかく気づいたらパトカーに乗せられていて、ひげのお巡りさんに抱っこされていて、家に着いていました。
にこにこ笑うひげと泣き怒り状態の母…。

ほほえましい迷子の思い出です。
後にも先にもパトカーに乗った経験はあれっきりです。ひげはとても優しかったです。

迷子になって一人ぼっちを経験すると人間弱くなったり人恋しくなったりするものですね。
愛美ちゃんも。


今日は原稿最終日です。がんばるぞー。




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